02:35 2020年11月30日
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米国の研究者らが一回の接種でメタボリックシンドロームを改善し、体重を減らすことができる実験用インシュリンを開発した。。研究結果が米国科学アカデミー紀要に発表された。

この間、研究者らは、FGF21ホルモンまたはその変性版の定期的な投与が、マウスと人以外の霊長類、そして人間の代謝過程を改善させることを実証した。

FGF21ホルモンは脂質と膵臓の細胞で生成され、新陳代謝やエネルギー消費、接食行為を調整する。しかし、同ホルモンの身体からの早い排泄が頻繁な補給を求めたことから、その治療価値が下がってしまった。

研究者らは肥満への対策として効果が長い抗体BFKB8488Aの使用を提案した。カニクイザルと人間を対象とした研究で研究者らは、抗体BFKB8488AがFGF21の効果を模倣し、受容体FGFR1/KLB(FGF21が影響を与える)を活性化、つまりアゴニストとしての機能を果たすことを明らかにした。

この抗体の効果の臨床実験には、太りすぎまたは肥満の60人が協力した。実験の結果、BFKB8488Aの1回の皮下注射によって代謝が改善し、60日間継続することが判明した。研究者らは、抗体を投与されカロリーバランスのよい食事を摂った参加者が研究期間に1.2キロ体重が減少したことを確認した。この場合、プラセボを投与されたグループは0.28キログラムの減少だった。

BFKB8488Aを投与された参加者らは、甘い食べ物が欲しくなくなったと強調した。また、注射の1週間後には彼らは心臓の代謝パラメーターが改善し、炭水化物の摂取量が減少した。研究者らは、この抗体の臨床試験は継続する必要があるが、しかし、すでに現在、この抗体は、肥満の人の代謝機能障害を改善し、彼らの摂食行為を変えさせる効果があると指摘する。

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科学研究, 健康
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