09:42 2020年11月25日
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2020年に起きたコロナウイルスのパンデミックは、パンデミック開始以前ですでに広範な社会問題であった孤独のネガティブな影響をさらに強めてしまった。英ガーディアン紙が書いている。米国では過去50年で家族や友人を持たない人の数は倍増し、英国でも医者の75%が1日に受診する患者のうち5人は孤独にさいなまされていると報告している。

孤独は心をむしばむだけでなく、肉体の衰えも呼んでしまう。英ガーディアン紙はその理由として、話し相手がいない場合、人は脳の中でもネガティブな考えを呼ぶ部位が活発化し、ストレスが増して、身体全体に否定的な影響が出るためと説明している。

コロナウイルスのパンデミックではみんなが孤独を味わったため、 寂しさを紛らわせてくれる技術ソリューションの需要は一気に高まった。

ロボット「ElliQ」

イスラエルのロボティックススタートアップ「Intuit Robotics」が開発した「ElliQ」にはニックネームがある。「幸せな老後のためのヘルパー」。スマートマシーンは持ち主に薬を飲む時間を教えてくれ、音楽をかけたり、脳の体操のためのゲームの相手まで努めてくれる。このロボット 、どちらかというと卓上ライトに形は似ていて、これに頭がついており、縦に振ったり、様々な方向に向けることができる。

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Публикация от ElliQ (@elliqsidekick)

黒いシリンダー

日本もたくさんの人が独りぼっちで暮らしている国だ。ここでは黒いシリンダーを買って、バーチャル・POPスターの初音ミクを召喚することができる。キャラクター召喚装置の価格は29万円。

白いもふもふロボット

  動物が大好きという人向けのアニマルロボットもいくつかある。その1つが白いタテゴトアザラシのロボット「パロ」。パロはアニマルセラピーと同じ効果を発揮するように作られており、見る、聞く、感じることができる他、本物の子どもアザラシとそっくりの音声がだせる。

Woebot

 パンデミックでは孤独を癒し、気分を高めてくれるチャットボットの需要が一気に高まった。たとえばチャットボット用アプリの「Woebot」がそうだ。これは会話中の相手の気分を追跡、分析し、そうして収集されたデータを基に気持ちを盛り上げてくれる。やっていることは昔からの親友とそっくりだ。

Sleep With Me

「Sleep With Me 」(私と一緒に寝て)は元々不眠症の人達のために作られた英語のオーディオポッドキャスト。創始者らはゆったりした落ち着いた声で語り掛け、これで相手を眠りに誘うことを狙いとしていたが、ふたを開けてみると利用者の多くは孤独をかこい、眠りにつく前に誰かの声を聴きたいと思う人たちだった。

瞑想アプリ「Calm」

不安、ストレスを何とか克服しようと、人々はリラックス方法を探し始めた。YouTubeの調べによれば、3月半ばから瞑想のレッスンの検索率は40%もアップしている。瞑想を助けてくれるアプリ「Calm」も3月半ばから検索のトップ300に、また「フィットネス」のカテゴリーで,はベスト5に入った。

とはいえ、ガーディアン紙は、研究者らも孤独は技術の力で完全に癒えるものではないと主張していると書いている。こうしたソリューションが発揮する効果は一時的なものでしかない。逆に電子システムやロボットと長期にわたって使用していると人間はそれに慣れてしまい、仕舞いに生きている人間よりも機械との交流を選ぶようになる恐れが指摘されている。

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