20:51 2020年11月30日
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英国の研究チームは、ディノサウルスに関する新たな研究調査を行い、およそ6,500万年前、もしも地球に小惑星が落下しなかったら、ディノサウルスはいまも地球を支配し続けていたかもしれないとの結論を導き出した。自然歴史博物館が発表した。

地球史における大量死の原因をめぐってはいまも議論が続いている。生態系に生じた内的プロセスがその主な要因だとする研究者もいる一方で、外からの作用があったと考える研究者もいる。今から6,500万年前にディノサウルスが大量に消滅したことについても同様の論争が繰り広げられているが、今回の英国の研究チームの発表は、どうやらこの論争に終止符を打つことになりそうだ。

恐竜(アーカイブ写真)
© 写真 : Pixabay / Steppinstars
英国のバース大学の研究者らは、もしも地球が巨大な惑星と衝突していなかったら、多くの種類のディノサウルスがどのような状態になっていたか、このとき、ディノサウルスが消滅するようなプロセスが認められたかどうかを確認した。研究者たちは、6,500万年前に小惑星が落下する少し前のディノサウルスの種について研究を行った。

研究の過程で、研究チームは統計シミュレーションモデルを使って、その時期にディノサウルスの新種が現れていた可能性―つまり種として進化していたかどうかを明らかにした。研究では、ディノサウルスの最新のデータだけでなく、種形成のスピードなどのパラメーターをシミュレーションに取り込んだとのこと。この調査の結果、白亜紀末期にディノサウルスが衰退していたという兆候を確認することができなかったことから、研究者らは、もし小惑星が地球に衝突していなかったら、ディノサウルスは現在も地球上に存在していた可能性があるとの結論に達した。


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