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セストリンの変異タンパク質は寿命を延ばすことができる。マックス・プランク老化生物学研究所がこうした結論に達し、その研究結果がサイト「Phys.org」に公表された。
専門家らは幹細胞にセストリンの量が増加したミバエで実験を行った。研究者らは、セストリンのタンパク質は特定のアミノ酸と結合するが、しかし、この結合が抑制されると、ハエが長生きすることを明らかにした。
変異セストリンはアミン酸と結合することはなく、タンパク質を多く摂取する食事でさえ老化を抑制する。研究者らによれば、タンパク質の多い食事は逆にこの過程を促進する。さらに、腸の幹細胞内でこのタンパク質が増大すると、ハエの寿命が10%長くなった。
研究者らは、セストリンは人体の老化の過程で同様の作用を果たす可能性があるが、しかし、この仮定の証明にはさらなる研究が必要だと強調した。
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