「2~3年後」:イーロン・マスク氏、宇宙飛行を行う時期について語る

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米テスラとスペースXの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏は、独メディア大手アクセル・シュプリンガーのマティアス・ デップナーCEOのインタビューで、有人火星着陸は6年後になるとの見通しを示した。ビジネスインサイダーが報じた。

宇宙

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マスク氏は2020年、宇宙開発に関する自身の計画を一度ならず明らかにした。1月には、30年後にも火星で約100万人が暮らすことになると発表した。同氏は、火星を地球化するテラフォーミングにはあまりにも長い時間がかかるため、最初の移住者たちはガラスのドームに住むことになるという自身のビジョンも伝えた。

またマスク氏は、「高い確率」ですでに6年後にも火星に有人着陸するとの見通しを示した。なおマスク氏は、自身の宇宙飛行については、「2~3年後」に計画していると語った

人工知能

マスク氏はインタビューで、AI(人工知能)にも触れた。同氏は、人類はAIの大規模な導入に慎重を期し、AIを制御する人物を注意深く監視する必要があると指摘した。

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将来、機械が人間に仕えるのか、あるいは人間が機械に仕えるようになるのかというデップナー氏の質問に対してマスク氏は、スマートフォンの使用例を挙げ、「私は時折、自分の電話を常にいじっている人たちを見て思う、誰が何の主人か?と。人々は常に通知に反応している。彼らは自分たちがスマートフォンを使いこなしていると考えているかもしれないが、彼らはスマートフォンが彼らをあやつっているかどうかを考える必要がある」と答えた。

マスク氏は、人間とAIは共生してどちらかの優位性について問題が生じないようにする必要があるとし、「このような共生がデジタル知能と生物知能に相互に利益をもたらすことを願っている」と述べた。

コロナウイルス

デップナー氏は、マスク氏が当初から極めて懐疑的な態度を示していた新型コロナウイルスの流行についても質問した。マスク氏は、2021年夏までに人類は大量のさまざまなワクチンを利用できるようになるだろうとの考えを示した。

マスク氏は「それをどうしたらいいのかわからないくらい非常に大量のワクチン」ができるとし、「私たちが使用できる量よりも多いワクチン」がつくられるとの見方を示した。

11月、マスク氏はツイッターで、「新型コロナウイルスの軽度の症状」がみられるとし、自身の症状について説明した。今年3月には、新型コロナをめぐるパニックを「ナンセンス」と呼び、4月までに新規感染者はゼロになると予想したが、そうはならなかった。

デップナー氏はインタビューでマスク氏に、新型コロナに感染した後、コロナの流行に対する見方は変わったかどうか質問した。

マスク氏は「正直に言うと、ノーだ」と答えた。

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