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咳でコロナ感染が判断可能に ロシアAIラボがアプリ開発準備

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ロシアのAIラボ「Sbera」が1分間でコロナウイルス感染確率を判断するアルゴリズムを開発した。声、呼吸、咳から判断するとのことで、同社は間もなくアップルストアとグーグルペイ用の専用アプリを開発する予定だ。

アルゴリズムの原理について同社は「ウイルスの有無は簡単な問診結果と声・呼吸・咳の3つの音声モデルをベースに判断されます。音声ファイルはスペクトログラムに変換され、異なる周波数における音声エネルギーを示し、さらに超精密ニューラルネットワークにより分析されます」と説明。

またアルゴリズムのトレーニングにはロシア国内の医療機関で患者から収集した呼吸・咳の音声サンプル1000以上が用いられたという。

同社代表によると、本モデルは現時点では生物学的PCRの精度には到達していないものの、既に同等の特性を備えているという。「これは医療用診断ツールではなく、個人の毎日のチェッカーのようなものです。テストを受けて60秒後には結果が分かる!というもの。近いうちに専用アプリを開発し、アップルストアとグーグルペイで購入できるようになります。これによりさらにモデルの精度を上げることができます。」

これより前、米国の研究者らが、新型コロナウイルスに感染し無症状の人の咳と健康な人の咳には音に違いがあることを明らかにした。人間の耳は違いを区別することはできないが、人工知能(AI)は可能だ。咳で新型コロナウイルスを診断することができるプログラムについて、マサチューセッツ工科大学の公報が発表した。

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