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世界初の両腕・両肩の移植手術を受けたフェリックス・グレターソンさん(アイスランド)の経過は順調で、大きな合併症もなく回復に向かっているという。フランスの担当医の話をもとにフランス通信社(AFP)が伝えている。
フェリックス・グレターソンさんは職場の事故で両腕を失ったのは20年以上前。26歳の時に感電したことが原因だ。先週水曜(20日)に仏リヨンで手術が行われた。前例のない手術は14時間を要し、ドナーの手足を切断するのに外科医2チーム、移植にはさらに2チームが動員された。適切なドナーを探す間、手術の準備には50人以上の医師が関わったことになる。
医師らは、フェリックスさんの腕が動くか断言はできないという。しかし手術後9日間が経過して、大きな合併症は確認されていない。フェリックスさん自身はこれから何年もリハビリが待っていることを理解している。ただフェリックスさんの口ぶりから、状況は大きく改善しているように見える。
両腕の移植手術が初めて行われるようになったのは1998年だが、これまで移植が行われてきたのは肩より下の腕部分だという。
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