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2020年末、南極南部のサウス・ジョージア島沿岸近くの浅瀬の巨大な氷山A68aが融解の危機に立たされていると報じられた。融解した場合、このゾーンのエコシステムは大きなカタストロフィーに遭遇してしまう。
氷山が溶けると、その氷の壁によって島に生息するペンギンやオットセイが餌場に行く道が塞がれてしまう恐れが指摘されていたが、今回の氷山の崩壊ではこのゾーンでエコシステムのカタストロフィーが起きる恐れはなくなった。
BBCの報道によれば、氷山A68aの面積はかつておよそ6000平方キロあったものの、現在は大きく2つに割れ、多数の細かい破片に分かれてしまっている。現在、氷山はサウス・ジョージア島の南東から135キロの地点を漂流している。
氷山の亀裂で、これを調査しようとしていた研究者らは難局に立たされている。昨年12月半ばにも調査団は現地に向かう予定で、氷山を調べるために海洋調査船ジェイムズ・クックに乗り込んでサウス・ジョージア島を目指してフォークランド諸島から出帆はずだった。調査団は近日中にも出帆するものの、到着する頃までに調査目的地に対象物が残っているかどうか、確信が持てない状態だと話している。
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