16:44 2021年03月08日
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中国、英国、オーストラリアの学者からなる国際チームによると、新型コロナウイルスの無症候性キャリア(症状はないが検査は陽性)はウイルスに感染していない可能性がある。研究によると、無症候性キャリアの検体から検出されたウイルスは生存能力がなく、無症候性キャリアと接触しても感染しなかったという。

武漢市政府は、2020年5月中旬から6月1日にかけて6歳以上の約1000万人の住民を対象に新型コロナウイルス感染症に対する包括的な検査を実施した。華中科技大学のルー氏率いる中国、英国、オーストラリアの学者からなる国際チームがその検査結果を分析した。新型コロナ検査で陽性だったのはわずか300人(男性132人、女性168人)で、全員が無症状だった。感染した300人は、主に主婦、失業者、高齢の年金受給者、公共事業従事者だった。

2週間の隔離期間中に症状が出た人は1人もいなかった。また、これら無症候性キャリアと濃厚接触した1174人のコロナ検査も全員が陰性だった。

感染者300人のうち190人は、新型コロナウイルスに対する抗体を保有していた。これは彼らの体が実際にウイルスに遭遇したことを示している。学者らは、残りの検査結果は偽陽性または単にコロナウイルスに対する特定の抗体がまだつくられていなかった可能性があるとの見方を示している。

学者らは「本研究では、新型コロナウイルスの無症候性キャリアのサンプルからウイルスが培養され、生存能力のある新型コロナウイルスは検出されなかった。無症候性陽性症例のすべての濃厚接触は、新型コロナウイルス感染症検査で陰性となり、本研究で確認された無症候性陽性症例は伝染性である可能性が低いことを示している」と結論付けた。

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