23:23 2021年06月24日
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豪ニューサウスウェールズ大学の研究者たちは、動物を用いた実験で、社会隔離が甘いものやタバコへの嗜好を強め、逆に活発な社会参加は悪習慣を断ち切るのに有益であるとの結論を導き出した。ニューサウスウェールズ大学の広報が明らかにした。

研究者たちは、実施した実験で、喫煙習慣をつけたネズミを社会隔離状態にしてタバコを与えずにおくと、ネズミはタバコを必死に探すようになったと説明している。しかし、隔離したネズミを再び仲間のいる檻の中に戻すと、ネズミはタバコへの関心を失ったという。タバコの代わりに、砂糖を用いて行った実験でも、同様の結果が得られたとのこと。

この実験の結果をもとに研究者たちは、「社会隔離は精神状態だけでなく、体にも多大な影響をもたらし、不安、食習慣の乱れや過食、鬱などの原因になる」との結論を導き出した。

オーストラリアの研究者たちは、積極的に社会参加し、コミュニケーションが活発な人々は、砂糖やタバコへの執着を低めることができるとの確信を示している。

「友人たちとコーヒーを飲みながらおしゃべりすることで、食べ過ぎや喫煙から気を逸らすことができ、またそれは精神状態にも良い影響を与える」と研究者は指摘する。同研究グループは、今後、社会隔離が人間の行動や健康状態に及ぼす影響について、さらに具体的な研究を行う予定だという。

新型コロナの感染拡大により、世界中で自己隔離が強化されていることについては、「スプートニク」の過去の記事をご覧ください。

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