09:07 2021年04月22日
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米ノースロップ・グラマンのシグナス補給船運用15号機(NG–15)ミッションで、国際宇宙ステーションに浄水装置が送り届けられた。リサイクル効果を高めることができるこの新たな浄水装置は、国際宇宙ステーション内ではもちろん、予定されている月面開発計画アルテミスでも使用されることになるという。アメリカ航空宇宙局(NASA)が伝えた。

NASAが開発したこの浄水装置は、尿、ステーション内での汗、呼吸、排出物、また除湿により回収した水(凝縮水)、空気浄化装置から出た水などをきれいな水に変え、宇宙飛行士が利用できるようにするものである。

この浄水器のもっとも重要な要素の1つとなっているのが、尿処理装置である。これまでは、この装置を使うことで、87%の水をリサイクルすることができた。同時に、別の装置で、凝縮水の処理が行われる。ここでは処理率は100%に達しており、結果、総合的には93.5%まで不純物が除去されていることになる。

専門家の試算によれば、長期にわたるミッションに携わるステーションのクルーたちには、打ち上げの際に持ち込む水の98%ほどをリサイクルできる浄水システムが必要だという。

NASAのエンジニアらは尿の処理装置を改良し、濾過装置を1回から2回に増やしている。専門家らは、国際宇宙ステーションに送り届けられる新たな尿処理装置の除去率は98%にまで達するとしている。

この新たな浄水装置が国際宇宙ステーションで問題なく機能すれば、長期的なミッションでも使用されることとなる。

米国が国際宇宙ステーションに送り届けた超音速ミサイルの発射を追跡する装置については、「スプートニク」の過去の記事でお読みいただけます。

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