13:50 2021年07月26日
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オーストラリア国立大学の研究者らが、身体の自己免疫症やアレルギーの予防で効果的な方法を発見した。これは「neuritin」と呼ばれる特殊なタンパク質の効果がベースとなる。雑誌『Cell』に掲載された研究報告についてMedicalXpressが報じた。

研究者らによれば、このタンパク質が体内に不足すると、アナフィラキシーによる死亡率が高まることになる。このことは命の危険につながるアナフィラキシー反応を予防する上でこのタンパク質が役割を担っていることを示している。

アレルギー反応の際、人間の免疫システムは、花粉や埃、ピーナッツオイルのようなアレルゲンに強く反応し、抗体の免疫グロブリンEを生成する。その際、赤みや腫れを引き起こすヒスタミンの放出が生じる。

また、タンパク質「neuritin」は免疫グロブリンEの過剰生成を予防する。このタンパク質は同様に自己免疫疾患で特徴的な有害な抗体の生成を阻害する。

研究者らは、この発見によって免疫疾患やアレルギーの治療で新たなアプローチの開発が可能となることに期待している。

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