01:09 2021年07月29日
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米国と中国の研究者グループは、決まった手順で紅茶を淹れる、あるいは必ず朝にカップ1杯のコーヒーを飲むといった一見何気ない習慣が、孤独感を和らげるとの結論を導き出した。雑誌「ジャーナル・オブ・マーケティング・リサーチ」が報じた。

研究者らによれば、人は生きている意味をあまり感じられなくなることから、孤独に苛まれるという。そこで研究者らは孤独を感じている人々を集め、毎日欠かさずに行っている「儀式的な」習慣があるかどうかを調査した。たとえば、お茶の淹れ方やサラダに入れる野菜の切り方に何か決まりがあるか、朝晩同じ食べ物を食べる習慣があるか、毎晩犬と散歩をしているかどうかなどである。

その後、研究者らは被験者らに対し、普段の習慣を続けるだけでなく、そこに新たな習慣を加えてもらうことにした。その一つとして、クッキーを食べるときは必ず、まずクリームを舐めてもらうようにした。

調査の結果、日常生活の中に儀式的なものを取り入れた人々は、以前に較べ、はるかに孤独を感じなくなったと答えた。さらに被験者らは、儀式的なことを行うことで、人生により意味があると感じられるようになったと指摘している。

その後、再び参加者らの孤独感のレベルを「測定」したところ、日常生活に儀式的な習慣をより多く取り入れた人は実際、以前よりも孤独感が和らいだ。しかも、参加者らはこうした儀式により、人生の意味をより強く感じると話している。

新型コロナ対策として、日本で孤独・孤立担当大臣というポストが誕生したというニュースについては、「スプートニク」の過去の記事からお読みいただけます。

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