同紙によると、今回の決定の背景には、スマートフォンのカメラの性能が上がりスマートフォン自身も普及、その一方で一眼レフの需要が縮小したことがあるという
同紙の調べでは、日本製デジタルカメラの販売規模は2012年の1兆4680億円から2020年には4200億円まで縮小。特にニコンが誇る一眼レフカメラの生産は大きく落ち込んだ。昨年度の同社の売上高は24%減で、コスト削減を厳しく迫られることになったと朝日新聞はまとめている。
現在、日本のデジタルカメラ販売数のトップはキヤノン。国内市場の36.8%を占めている。2位はソニーで19.5%、ニコンは12.6%で3位。