テック&サイエンス短縮 URL
12
https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/img/446/21/4462166_0:69:2048:1221_1200x675_80_0_0_333dd76a260114bc8258009170c3040d.jpg
Sputnik 日本
https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/i/logo.png
Sputnik
https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/i/logo.png
https://jp.sputniknews.com/science/202104068291211/
米ハワイ島のマウナ・ロア山にある気象観測所は3日、大気中の二酸化炭素濃度が観測史上最大の421.21パーツ・パー・ミリオンを記録した。米ワシントン・ポスト紙が伝えている。
マウナ・ロア火山の山頂に位置するこの観測所は、1956年から大気の変化に関するデータを観測している。
これまでこの1日の平均値が、420パーツ・パー・ミリオンを超えたことは過去にない。
同紙によると、今回の平均値は大気中の二酸化炭素濃度が1年間でピークに近づいている時期に観測されたものの1つ。しかし、この2ヶ月間で417パーツ・パー・ミリオン超が観測されており、この平均値は年間の平均濃度(416パーツ・パー・ミリオン)よりも高い可能性を示している。また産業革命以前、この濃度は280パーツ・パー・ミリオン未満だった。
コロンビア大学の若手研究者であるケイト・マーベル氏は、「二酸化炭素排出量の増加が、地球を温めていることは間違いない」とし、「世界の気温は産業革命以前と比べて、すでに3.6度以上上がっている」と指摘している。
関連記事
全てのコメント
新しいコメントを読む (0)
返事として(コメントを表示するコメントを表示しない)