同氏は、ダイコン属は今日(ロシアでは)不当に忘れられているが、免疫系を強化するために昔から使われてきたと指摘している。この根菜はどんな環境でも育ち、浄化作用や殺菌作用など様々な有用性があるという。
ダイコン属には硫黄が多く含まれており、胃腸や胆のうを活性化させ、体内をきれいにする効果もあるという。
ルシク氏は、「ダイコン属のものを食べると、あらゆる有害物質の排出を促進させる。なぜなら硫黄自体が重金属や有害物質のトラップとなるからだ」と説明している。
ダイコン属の野菜は風邪を治すのに適していることも知られている。同氏によると、風邪を治すには、昔ながらのダイコンの蜂蜜漬けや、ビタミンBやCを含み殺菌効果のあるダイコンのジュースなどを摂取するのがいいという。
またルシク氏によると、ダイコン属の野菜にはカリウムが多く含まれているため、利尿作用、心臓の脈拍をコントロールする作用や、腸の動きを活発にさせる作用がある。
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