23:41 2021年07月31日
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巨大肉食恐竜のティラノザウルス・レックス(Tレックス)は恐ろしい捕食動物で知られているが、歩くスピードは速くなく、人間でも汗をかかずについていける程度だった。20日、研究結果が学術誌「王立協会オープンサイエンス」に発表された。CNNが伝えている。

オランダの古生物学者による新たな計算結果によると、Tレックスの歩行速度は時速約4.8キロ未満。人間や多くの動物と同程度となった。従来の他の推計を下回った結果となった。

これまでの推計では、Tレックスの体調の半分以上を占める尾の役割を完全には考慮していなかったという。研究チームのリーダーを務めるパシャ・ファン・ベイレルト氏が指摘する。

アムステルダム自由大学の大学生であるベイレルト氏は、「動物は一定の距離でのエネルギー消費量が最小となる歩行速度を好む。このため、体の各部分が共振する特定の歩調を選ぶ」と指摘する。

研究チームは今回、オランダのナチュラリス生物多様性センターにある体長12メートルのTレックスの成獣の化石を基に、尾のコンピューターモデルから歩行リズムを算出。このリズムに足跡の化石に観られる歩幅を掛け算して、基準となる歩行速度を時速4.6キロと推計した。

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