REvilはAppleのガジェットと部材のサプライヤーである台湾のパソコンメーカー「クアンタ・コンピュータ」(広達電脳)にサイバー攻撃を行ったと宣言した。攻撃を行った証拠にREvilは、生産がまだ開始されていないMacBookの新製品の図面15枚をインターネット上で公開した。ハッカーらはAppleの春のプレゼンテーションをわざわざ待ち、パソコンの新製品についての発表が行われない事実を確認し、その後、図面の公開を行っている。
REvilは自分たちはクアンタ・コンピュータと接触し、会社の代表者にサイバー攻撃の事実を告げたものの、クアンタ・コンピュータ側は「盗まれたデータの買戻しに関心を示さなかった」と話している。REvilは今度はAppleとの直接交渉に踏み切り、5月1日までに5000万ドルを支払わなかった場合、漏洩情報の計画的な暴露を開始すると宣言している。
Appleは現時点ではハッカーらの要求に回答しておらず、マスコミへのコメントも拒否している。