23:43 2021年05月16日
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コーヒーを常時愛飲している人の脳にどういう機能の変化が起きているか。その詳細が研究によって初めて明かされ、コーヒーに含まれるカフェインが脳の様々な部位の間の結びつきを強化し、注意力、集中力を高め、記憶力、認知力を改善させていることが明らかになった。研究結果は分子精神医学ジャーナルに発表された。

ポルトガルのミンホ大学医学部はMRIを利用して脳や脊髄の血流動態反応を視覚化するfMRI技術を初めて用い、コーヒーを毎日飲む人と、全く飲まない人の脳を比較した。

研究者らは、コーヒー愛飲者らは運動皮質に応える視床と小脳の結びつきが強化されていることを実証した。さらに小脳、線条体、視床など小脳と皮質下の脳領域の間の数か所で動的な活動が高まっていることも確認された。研究者によると、この活動は、集中力や注意力の向上、学習や記憶の改善などの効果を示している。

面白いことに別の、コーヒーを普段飲まないグループも1杯分のコーヒーを飲んだ直後に、脳の間に同様の活発化が見られた。このことから研究者らはカフェインが脳に及ぼす影響はおそらく短期的な性格を持つものという帰結を結んでいる。

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