12:27 2021年06月13日
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中国は2003年に宇宙船の打ち上げを開始し、これまでに11人の宇宙飛行士が宇宙に滞在したが、いずれの場合も、滞在時間には制限があった。こうした状況を改善するため、中国政府は、世界中の研究者らが、植物の栽培や宇宙が人間に及ぼす影響などに関して長期的な実験を行うことを可能にする独自のステーションを建設する。CGTN(チャイナ・グローバル・テレビジョン・ネットワーク)が伝えた。

中国は2022年の末までに宇宙ステーションを建設する計画である。CGTNによれば、試算によるとステーションの稼働期間は10年で、宇宙飛行士らはここで、物理学、生物学、宇宙科学分野におけるより長期的な実験を行うことが可能になる。中国の研究者らは、ほかでもないこうした長期的な実験によって、無重力の宇宙でどれほど長く滞在できるのか、あるいは微小重力環境が人体に及ぼす影響などの疑問に答えを出すことができるとの考えを示している。宇宙飛行士らに健康に害を与えずに宇宙での長期滞在を保証するための知識は、将来の宇宙旅行の道を切り拓くだろうとCGTNは指摘している。

中国の研究者らの大きな関心を集めているのが、宇宙における植物栽培実験と宇宙で得られた花や野菜の種が、地球でどのように育つのかについての研究である。

中国の新たな宇宙ステーションは世界中の研究者が使用できることになっている。新たな宇宙ステーションでの最初の実験として、ドイツ、フランス、イタリアを含む17カ国が提案した9つのプロジェクトがすでに選ばれている。

中国が独自の宇宙ステーション用の最初のモジュール打ち上げに成功したニュースについては、「スプートニク」の過去の記事でお読みください。

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