豪研究者 ロシア製ワクチン「スプートニクV」の有効性を評価

© Sputnik / Vladimir Zivojinovich / メディアバンクへ移行ロシア製ワクチン「スプートニクV」
ロシア製ワクチン「スプートニクV」 - Sputnik 日本, 1920, 11.08.2021
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オーストラリアの研究者が豪日刊紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」の取材に答え、ロシア製新型コロナワクチン「スプートニクV」の有効性について客観的な評価を試みた。また同ワクチンが現在までWHO(世界保健機関)に登録されず、世界で広く認められない理由について解説した。

Логотип Всемирной организации здравоохранения в Женеве - Sputnik 日本, 1920, 02.08.2021
WHO ワクチンのない国では新たな変異株が出現するリスクが高まる
豪の疫学専門家マイケル・トゥール教授はロシアを訪れ「スプートニクV」の製造現場を視察。同紙インタビューの中で、「スプートニクV」は優れたワクチンであり、新型コロナウイルス感染症の疾患予防において92%以上の有効性を示している、と語る。新技術mRNA(メッセンジャーRNAワクチン)を用いて開発された欧米のワクチンと同列に並ぶとも評価する。またロシア製ワクチンの開発期間が短かったことで、その有効性を疑う必要はないとも指摘する。トゥール教授自身が、「スプートニクV」の開発者らがMERS(中東呼吸器症候群)やSARS(重症急性呼吸器症候群)ワクチンに以前から取組み、十分な研究基盤を蓄積していたことを理解しているからだ。

スプートニク通信は以前、「スプートニクV」ワクチンを使用したサンマリノのワクチン証明書が欧州委員会に承認されたことを取り上げた。

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