21:36 2021年09月24日
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中国南部での発掘調査により、9000年前の埋葬地でビールの痕跡が残っている土器が見つかった。これはビールがつくられ、飲まれていた世界最古の証拠の1つ。研究論文が科学雑誌PLOS ONEに掲載された。

研究チームは、中国南部・広東省橋頭鎮の埋葬地の人骨が2体発掘された塚で、抽象的な模様が描かれた土器を発見した。このような土器は、この時代の他の遺跡でこれまでに発見されたことはないという。

一部の土器の大きさは小さく、その形は現在も使用されている飲み物用の器と似ている。研究チームは、これらの器はコップのように片手で簡単に持つことができると指摘している。発見された土器20個のうち7個は、後の時代に酒を飲むために使用された壺のような形をしている。

研究チームは、土器の内側表面のデンプンとプラント・オパールの痕跡を分析した。その結果、これらは自然には見られないカビや酵母の微生物を含んでいることがわかった。これらはビールの発酵のために加えられていたことが明らかになった。見つかったカビは、酒をつくるために使用される麹菌のカビと非常によく似ているという。

研究チームは古代のビールの味について、現代のビールとは異なっており、わずかに発酵し、色の濁った、甘い飲み物だったとの見方を示している。

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歴史, 科学, 中国
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