19:40 2021年09月20日
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ドイツの研究者チームは、犬に高い知能が備わっていることを示す新たな証拠を発見した。研究者チームは、犬は、それがまったく同じ結果をもたらすものであっても、その人間の行動が偶然行われたものか、故意に行われたものなのかを区別することができると証明した。オンライン学術雑誌サイエンティフィック・リポーツが伝えた。

研究論文では、犬はいつ餌を食べるか、いつ散歩に行くかを理解するため、人間のジェスチャーを評価する能力を備えていることは、以前から明らかになっていたと指摘されている。しかし、それが表に出てくる行動だけなのか、その行動を取ろうとするときの考えまで理解しているのかははっきりしていなかった。このことを調べるため、研究者らは、犬にスクリーンの隙間から犬におやつを与えるという実験を行った。おやつを与える方法は3つ。1回目はおやつをあげようと言った後、「偶然」、スクリーンの内側(自分側)におやつを落としてしまい、残念な声を出すというもの。2回目は犬におやつを渡そうとするも、隙間が狭すぎて、おやつが隙間を通らず、あげることができないというもの。そして3回目はおやつをあげようとした後、急におやつを引っ込め、意地悪そうに笑うというもの。

このいずれの場合も、はおやつを受け取ることができないが、その理由はさまざまである。実験に参加した51匹の犬の行動を記録した動画を確認したところ、研究者チームは、犬がスクリーン手前の自分の居場所から動かなかった時間がもっとも長かったのは、実験者がおやつを持った手を急に引っ込めた3回目のときであるという結論を導き出した。犬は、もう一度おやつが出てくるのを長いこと待った後、結局待ちきれず、尻尾を振るのをやめ、悲しそうな表情で、座り込むか横になった。

 研究者チームは、論文の中で、「この結果は、犬には、行われた行動の意図を読み取るといったような理性的行動を行うことができるということを証明するものだ」と書いている。研究者らによれば、同様の能力は、チンパンジー、おしゃべりオウム、馬などにも備わっているという。

アフガニスタンで動物保護施設を経営していた英国の元海兵、ポール・ペン・ファージング氏は、帰国の際にネコ60匹と犬140匹を置いて行くことはできないとし、動物たちを軍用機に乗せ、英国に連れ帰ったというニュースは、「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。

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