02:04 2021年10月19日
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南極上空のオゾンホールが次第に大きくなっている。欧州の地球観測プログラム「コペルニクス大気監視サービス(CAMS)」の専門家らによれば、過去1週間で、その大きさは南極大陸を上回った。英ガーディアン紙が伝えた。

南極のオゾン層の厚みは季節によって変わる。8月から10月にかけては薄くなるが、9月半ばから10月半ばにかけて最大となる。しかし観測プログラムによれば、今年、オゾンホールの大きさは1979年以来観測されてきた同時期のオゾンホールの75%の規模に拡大しているという。しかし、その理由ははっきりしていないとガーディアン紙The Guardianは指摘している。

2020年10月初旬、オゾンホールの大きさは2,400万平方キロメートルにまで拡大し、過去数年間で最大となった。研究者らは、2021年もオゾンホールは、最悪の場合でも、同程度の大きさで収まればよいと考えていたが、9月初旬にすでにその大きさを超え、まだ拡大し続けているとのこと。

今後、専門家らはオゾン層がこれほど急激に薄くなった理由を明らかにするとしているとガーディアン紙は書いている。

地球を紫外線から守ってくれるオゾン層の破壊は、20世紀になって進行した。フロン類などの合成化合物の使用によって、オゾンホールが形成されている。専門家らは、こうした合成化合物の使用が国際的に禁止されたことから、オゾン層は次第に回復するだろうと見ているが、ガーディアン紙The Guardianはこのプロセスには長い時間がかかるだろうと指摘している。

地球温暖化の影響は南極大陸にも及んでいる。2021年5月に、世界最大の氷山が南極大陸から分離したというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。

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