20:59 2021年10月16日
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中国農業科学アカデミーの植物学者らが、宇宙食用の遺伝子組換えジャガイモプロジェクトを提案した。

長期の宇宙ミッションと植民地化のためには、食物の大量ストックを地球から輸送するのではなく、宇宙で直接栽培する方がはるかに有益となる。ユンミン・リウ氏とその同僚らは、宇宙用として理想的な植物は、栽培にかかるコストが最低限に抑えられ、かつ大量の栄養源を人間に供給することが可能なものだと主張する。

こうした食物は遺伝子工学によって開発することができる。研究者らは、高い収穫率と炭水化物が豊富な塊茎であること、世話にあまり手がかからないこと、ストレスへの高い安定性が求められるということから、ジャガイモ栽培をベースとすることを提案している。

中国の植物学者らは、WBEEPコンセプト(完全に食用となる厳選された植物)を考案したが、それにもとづき、食用根菜の栽培のためジャガイモの品質改良を行い、また、とりわけ特定の遺伝子の抑制をはかることが求められる。また、ジャガイモをビタミンがより豊富で、栄養価が高いもの改良し、塊茎の成長を促進させる必要がある。

宇宙分野でのWBEEPの実用化の需要はまだ高くはないが、研究者らは、地球での作物栽培に役立つ可能性があることから、こうした植物の開発を急ぐよう提起している。

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