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    中央がハーフパイプの女王、花島選手。左が銀メダルの大川選手

    SP独占インタビュー・冬季デフリンピック② 「黄金の笑顔」ハーフパイプの花島良子選手

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    3月28日から4月5日まで西シベリア北部のハンティマンシスクで行われた第18回冬季デフリンピック・スノーボード・ハーフパイプ(監督:南雲利仁)女子で、開会式で日本選手団の旗手を務めた花島良子(リョウコ)選手(35歳・神奈川県横浜市在住)が見事優勝した。現地で取材にあたった日向寺康雄アナが、ハンティマンシスク国際空港で独占インタビューに成功した。

    Q/金メダル、おめでとうございます。
    A/(ロシアのファン達に「春の笑顔」と言われた明るい微笑みを浮かべて)ありがとうございます。
    Q/花島選手は、幻の大会となった前回のスロヴァキアでの冬季五輪で、実は引退するつもりだったそうですが?
    A/そうです。膝も肩も痛めていたので、スロヴァキアで金メダルを獲って引退しようと思っていました。その大会が突然中止となり、落ち込み、一度は引退を決意したのですが、子供を産み、主人に励まされ、もう一度五輪に出場しようと決心しました。やっぱりスノーボードが大好きなんですね。理解ある主人に心から感謝しています。
    Q/という事は、今回のオリンピックは、待ちに待ったものだったわけすね。
    A/そうです。スロヴァキアの大会が突然中止になった後、すっと状況があいまいで、2年前にやっとロシアでの開催が決まりました。大会を引き受けてくれたハンティマンシスクの皆さんに感謝しています。出るからには、4年前の無念を晴らし、金メダルを狙いたいと思って頑張ってきました。
    Q/会場はどうでしたか?
    A/予定よりもハーフパイプ会場の整備が遅れ心配でしたが、間に合って安心しました。雪の質は良かったです。
    Q/ハンティマンシスクの印象はどうでしたか?

    デフリンピック・スノーボード・ハーフパイプ。日本選手団の旗手を務めた花島良子(リョウコ)選手。
    デフリンピック・スノーボード・ハーフパイプ。日本選手団の旗手を務めた花島良子(リョウコ)選手。

    A/街はのどかな感じで、小さいけれど、競技用施設は立派でした。教会もきれいでした。スタッフが温かく、皆とってもフレンドリーでした。ホテルの食事も心配でしたが、野菜や肉がいっぱいでよかったです。ハンティの皆さんには、素晴らしい思い出をありがとうと言いたいです。
    Q/今後の計画ですが?
    A/ 今回金メダルは取れたものの、すべりの内容に満足していません。今後は、結果を気にしないで、完璧な演技を目指していきたいと思っています。
    また花島選手は、地元テレビのインタビューで「メダルは2歳になる息子にプレゼントしたい。早く息子に会いたい」と語った。
    なお女子ハーフパイプでは、日本の若手、ピンク色がとてもよく似合う大川摩耶子選手(27歳・茨城県在住)が、花島選手に続き銀メダルに輝いた。これからのさらなる活躍が期待されている。
    今回記者は、日本選手団の専任ドクター立石智彦医師と共に、アルペン会場(フヴォイヌィ・ウルマン)からドーピング検査場に向かう車の中で、花島選手からスロヴァキア大会中止決定以後の4年間の苦労について直接知る機会を得た。その時、顔いっぱいに広がる明るい笑顔の中、花島選手の両目にうっすら浮かんだ、あの美しい心洗われる涙を忘れる事はないだろう。

    第18回冬季デフリンピックは、ハンティマンシスクでクロスカントリー、スノーボード、ホッケー、カーリングの4競技が、マグニトゴルスクでアルペン競技が行われ、日本チーム(太田陽介団長)は金3銀1銅1と健闘し、メダル5個獲得の目標を達成した。なおロシアはクロスカントリー及びホッケーで好成績を収め、金12銀6銅6と参加国中最大数のメダルを得た。またチェコが金6銀1、米国は金3銀3銅2を獲得した。

     

     

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