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    サンボ伝説のビクトル古賀さん、メダル・トロフィー横須賀市に寄贈、16日から一般公開

    © Photo: RIA Novosti/Vasily Ponomarev (archives)
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    ロシア発祥の格闘技・サンボの元世界王者で、ビクトル古賀の名で知られる古賀正一さん(82)が15日、現役時代に獲得した貴重なメダルやトロフィーの一部を神奈川県横須賀市に寄贈した。市は横須賀アリーナ(同市不入斗町)の展示スペースで16日から一般公開し、無敵を誇った格闘家の功績をたたえる。


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    1965年に旧ソ連へ渡った古賀さんは、レスリングや柔道の影響を受けたサンボ競技で、4度の世界一を含む前人未到の公式戦41連勝を成し遂げた。
    レスリング選手としても活躍。力道山と稽古したり、初代タイガーマスクを指導したりと、日本の格闘技界に大きな影響を与えた。「今は調子のいいおじさんだが、僕のパンツを洗った後輩は皆強くなった」と冗談めかすなど、武勇伝は尽きない。
    旧満州出身で母はロシア人。終戦後に11歳でひとり日本へ引き揚げてきたエピ-ソードもある。大学卒業後、父の会社があった横須賀へ移り住み約60年。「日本では一番のふるさと」と語り、引退後は横須賀アマチュアレスリング協会(当時)の発足にも尽力した。
    寄贈したのは、73年の第1回世界選手権の金メダルや、ワールドカップで獲得したトロフィー、旧ソ連から贈られたレリーフなど約10点。貴重な"戦果"の散逸防止と恩返しの意味を込めて市に申し出た。思い出の品を前に「懐かしいが、家族をほったらかしにして海外で試合をした時代を思い出し、申し訳ない」とも。
    寄贈品は横須賀アリーナ2階のショーケースに収められ、常設展示される。市がゆかりのアスリートのメダルなどを所蔵、公開するのは異例という。古賀さんは「(自らの偉業は)おとぎ話のようなものですよ。それでいい。子どもたちがメダルを見て『将来は自分も』とその気になってくれればうれしい」と話している。神奈川新聞が報じた。

     

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