17:05 2019年10月16日
WADAの決定はロシアの平昌五輪不参加を意味するのか

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© AFP 2019 / Marc Braibant
スポーツ
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世界アンチドーピング機関(WADA)の総会がロシア・アンチドーピング機関(RUSADA)の資格を回復しないことを決めた判断は、2018年の平昌(ピョンチャン)五輪へのロシア代表の不参加につながる可能性がある。

スプートニク日本

ロシア・オリンピック委員会のジューコフ委員長とロシアのコロプコフ・スポーツ相は、今回のWADAの決定を政治的なものだとしている。

また、この決定は多くのスポーツ選手のアスリートとしてのキャリアを破壊してしまうかもしれないと複数の専門家は考えている。ロシア・バイアスロン連盟のチーホノフ理事は「イズベスチヤ」紙に対し、例え国の代表としてプレーできなくなったとしても、ロシア選手はオリンピックに参加する必要があるとして以下のように述べている。

「フィギュアスケート世界選手権で2連覇したエフゲニア・メドベージェワ選手を例に考えてみよう。フィギュアスケートの世界では、選手生命はあっという間に終わってしまう。2、3年後には、メドベージェワ選手は現役を引退するかもしれない。2018年の平昌五輪は彼女にとって、オリンピックチャンピオンとなり歴史に自分の名を残す唯一のチャンスとなる公算が大きい」。

フィギュアスケートの著名なコーチであるタチアナ・タラソワ氏も現在の状況に懸念を抱いているが、国の代表としてではなくプレーすることについては疑問視している。タラソワ氏は「国を代表できないのなら、どうやってトレーニングすればよいのか?」と問いかける。

「私には自分自身に常に投げかけ、そして答えを見出せない疑問がある。スポーツ選手が全人生をかけて準備してきたオリンピックに参加することを、どうすれば禁止することができるのか?最近の4年間だけではない。今何人かの人がそう言っているように、自分の人生の全ての時間をかけているのだ。我々は自分たちの非を認めるよう求められている。何についてだろうか?ドーピングを行ったということについてだというが、それが国家的政策だというのか?それは真実ではない」とタラソワ氏は締めくくっている。

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