20:25 2018年10月21日
ザギトワ氏メドベージェワ氏

「ザギトワはメドベージェワに食らいついた」 タラソワ監督の的確な分析

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ロシア・フィギュア界の大御所で浅田真央選手の監督も務めたことのあるタチヤナ・タラソワ監督は、21日の女子フィギュアのショートプログラムについて「スポルツ・ル」紙からのインタビューに、本音を言えばこういう結果は望んではいなかったものの、ザギトワがミスをしなかった場合、メドベージェワが彼女に勝つのはきつい、と予想していた通りになったとして、次のように語っている。

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「ところがアリーナ(ザギトワ選手)の演技は見事だった。私は息をしようにも空気が足りなかったほどでした。ザギトワはこの1年で実に多くを学びました。そのお手本にはジェーニャ(メドベージェワ)もなったんです。このことにこそ、ジェーニャが負った重荷のすべてがあります。」

タラソワ監督は負傷したメドベージェワ選手がこの間味わった苦しみを的確に示した。

「一方は怪我をして治療中、その間、もう一方はどんどん伸びていく。これはものすごく辛いですよ。足が骨折して家から出られないのを知っている。ところが長い間、自分の後ろを歩いてきた人間がものすごい勢いで前進していく。自分が医者に通っている間に伸びていくんです。記者たちはそっちの方釘付けで、自分には目もくれない。これが現実によけいに火を注ぐ。相手はみるみるうちにどんどん大きくなっていく。メドベージェワは頭がいいですからね。これが分からないはずはない。」

タラソワ監督はショートプログラムがなぜこうした結果となったのかを次のように分析している。

「メドベージェワは驚くべきスポーツ選手ですよ。実に頭が切れ、非常に繊細。本物のスポーツ選手です。対するアリーナはこれはもう爆発したようなものです。SPで彼女はメドベージェワをあっけなく跳び越えてしまったんです。ジャンプはプログラムで大きな部分を占めています。そしてこれは高い代償を要求する。これは生まれもつものであり、習得はできないんです。怖いもの知らずであること、丈夫な足関節、組み合わせ。すべて生まれつきあるか、ないか。アリーナの場合、これに信じがたい、子ども特有の軽量さもある。彼女は深く考えなくともすべてをやってしまう。そしてそれが出来てしまうのです。これに比べてジェーニャは必死で練習しなければならない。練習し、一つ一つの要素を身につけていくというのはきついものです。」

なぜザギトワはここにきて、五輪の場で躍進したのだろうか。タラソワ監督は躍進に貢献したのはメドベージェワ本人だったとみている。

「アリーナは言うまでもなくスターです。爆弾ですよ! あらゆるものをつかみ、突き進んでいく。ですが彼女が成長したのはメドベージェワのおかげなのです。アリーナはメドベージェワの後ろをついていった。そしてただ彼女に全身で食らいついたんです。絶対に離さないぞ、と。」

「スプートニク日本」のオリンピック関連コーナーでご覧ください。

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