日本のフィギュアスケートファン、メドベージェワに帰国を呼びかける　外出自粛要請中の行動に不満

現在日本に滞在中のフィギュアスケートのエフゲニア・メドベージェワ（ロシア）が、日本のフィギュアスケートファンから非難されている。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための外出自粛が要請されている状況でのメドベージェワの行動が、ファンたちの不満を呼んでいる。

4月初旬、メドベージェワは練習拠点のカナダから日本に到着した。6月に開催のアイスショー「Prism on Ice」に参加する予定だったため、新型コロナの影響で日本がカナダからの入国を禁止する前に緊急に到着した。だがその後、アイスショーは延期されたが、メドベージェワは日本に残った。

日本のツイッター利用者たちは、先に新型コロナの感染拡大対策で閉鎖された八戸市のアイスリンクでメドベージェワが練習すると伝えた。地元の人々はメドベージェワの行動を非難し、中にはメドベージェワに帰国するよう呼びかけたり、ロシア大使館に苦情を申し立てる人たちもいた。

スプートニクの記者様
東京の桜はもう散りました。
彼女はずっと北の八戸に滞在中です。
病院も外国語がわかる人も少なく、彼女が病気になったとき適切な治療が受けられるか心配です。
彼女が予定外に医療機関を使うと、地元住民に影響が出ます。
私達は彼女と住民が心配です。早く帰国してほしいです

— 篠塚舞衣 (@maimaiShino) April 30, 2020

でも、皆んな自国または拠点としている国で、不自由な生活にじっと耐えています。
今日、メドベージェワ選手は青森の八戸に到着し、スーパー等で買い物してる姿が目撃されました。
今年こけら落としになったスケートリンクフラット八戸で、貸し切りで練習するそうです。

— えっちゃん (@etsuko666) April 27, 2020

Worldometersの統計によると、日本は新型コロナウイルスの感染者数で世界29位。30日時点の感染者数は1万3965人。

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