中国 ドーピングは懲役に 刑法改正

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中国の全人代(全国人民代表大会)常務委員会は刑法改正案を賛成多数で可決した。改正案は、スポーツ選手に禁止薬物の使用を強要あるいは扇動した場合に自由剥奪の刑を科すというものだ。新華社通信が伝えている。

刑法第355条の改正により、国内外の競技会でスポーツ選手に対して禁止薬物使用の誘惑あるいは扇動した者に対して最大3年の懲役および罰金が科されることになる。選手に同様の薬物使用を組織的に促す、あるいは強要した場合にはより厳格な罰則が適用される。


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スポーツ仲裁裁判所は12月17日、ロシア選手が国旗を用いて国際大会に出場することをあらためて禁止した。さらにロシア領内において五輪や世界選手権を開催することも禁止している。

ただしこれは、昨年12月に世界ドーピング機関(WADA)が下した制裁を緩和するもので、当初ロシアに対する主要国際大会への参加および開催の禁止期間は4年だったが、今回の裁定で2年となった。またロシア反ドーピング機関(RUSADA)の適合資格も剥奪していた。

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