東京五輪に出場するロシア代表団の団員リストは7月までには作成され、全種目の選手が最多で400人入るが、ポズドニャコフ会長は「最終的には五輪に参加する選手の数は300~350人になると見ていると語った。
ポズドニャコフ会長によれば、五輪には選手の他にもコーチ、ドクター、マッサージ師が同行するため、全体では600~650人になる見通し。
スポーツ仲裁裁判所の決定により、2022年12月16日までの期間に開催される五輪、世界選手権ではロシア人選手らにはロシアの国旗掲揚、国歌斉唱は許可されない。東京五輪でロシア人選手らは、ロシア・オリンピック委員会を略称したROCの表示を用いる。
東京五輪の開催時期は予定の2020年夏からコロナウイルスのパンデミックのために2021年7月23日から8月8日に延期された。ところが日本の感染者数は再び上昇に転じており、開催がさらに延期される恐れが出ている。自民党の二階俊博幹事長も、日本で新型コロナウイルスの感染拡大が続く場合は、中止も選択肢になるとの考えを示した。
また五輪は無観客で行われる可能性残されている。これより前日本政府は五輪を外国人観客を入れずに行う決定をとっている。
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