20:57 2021年07月24日
東京2020オリンピック
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2020年東京オリンピック・パラリンピック (379)
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東京五輪の開会式の作曲担当者のひとりで、障害者への壮絶ないじめの告白が全世界をも巻き込むスキャンダルにまで達したミュージシャンの小山田圭吾さんが19日、作曲陣から辞任した。組織委員会の辞任の発表をNHKをはじめ、日本のマスコミ各社が引用して報じている。

組織委員会が東京五輪開会式の作曲担当者のひとりとして小山田さんの名前を発表したのは7月14日。その後、小山田さんが過去に障害者の同級生に対していじめを行っていた事実を告白した20年以上前の雑誌取材の記事が明るみになり、小山田さんにも採用した組織委員会の批判が続いていた。NHKによれば、小山田さんは19日、組織委員会に「依頼を受けたのは配慮に欠けていた」と伝えて辞任を申し出た。

組織委員会は小山田さんへの批判が高まる中で、開会式まで日が迫っていることを理由に続投を表明していたものの、本人からの辞任申し出を受け、続投の判断が誤っていたと謝罪している。

知的障害者の家族で作る「全国手をつなぐ育成会連合会」は小山田氏の辞任発表の前に同氏と組織委員会に真摯な説明を求める声明を表していた。声明は小山田さんの行為が「極めて露悪的である」と指摘し、「なぜ小山田氏が楽曲提供担当となり、留任させることにしたのか」不可解であるとして、説明を求めていた。「今般の事案により、オリンピック・パラリンピックを楽しめない気持ちになった障害のある人や家族、関係者が多数いることについては、強く指摘しておきたいと思います」という厳しい文言が並んでいる。

東京五輪への準備では、開催まで半年を切った2月初めに女性蔑視発言で森喜朗前会長が辞任し、その翌月には東京五輪・パラリンピックの式典の演出を統括していたクリエイティヴディレクターの佐々木宏氏が女性タレントへの差別発言が明るみになり、責任をとって辞任するという不祥事が続いた挙句、開催までわずか数日という今になって、今度は過去の障害者へのいじめ行為が関係者に発覚して辞任が発表されるという不祥事が続いている。

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