五輪フェンシング・エペ団体で金 見延選手に所属会社が報奨金1億円

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東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で、日本勢で初の金メダルを獲得したキャプテンの見延(みのべ)和靖選手に所属会社から1億円の報奨金が贈呈された。日本のメディアが報じた。

見延選手ら選手4人は10日、群馬県高崎市にある所属先のネクサス本社で五輪の結果報告会に出席。社員約60人から祝福される中、サプライズとして、見延選手に星野敏代表から1億円の報奨金の目録が贈呈された

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ネクサスによれば、当初、金メダルの報奨金は1000万円と伝えていたが、フェンシング日本初の金メダル獲得で、日本のスポーツ界を盛り上げたいという思いから金額を10倍に増額したという。

見延選手はこのサプライズに「緊張とは違う体の震えを感じている」と仰天すると同時に、「活躍するとこんな夢があると後輩に伝えたい」と語った。これに対しネクサス広報担当者は「フェンシングはまだメジャーなスポーツとは言えないと思うので、今回の報奨金が選手の活力になってほしい」とコメントしている。

また見延選手は、「金メダルは1人の力で取れたと思っていない。今の環境を用意してくれた会社に感謝している」としたうえで、2024年のパリ五輪への出場意欲も明らかにした。

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