明日4日に開幕が迫った第5回「東方経済フォーラム」にスプートニクはジェネラル・インフォメーション・パートナーとして参加する。
今年のフォーラムは世界65か国からおよそ8200人の参加者を数える。毎年、最大の代表団は日本、中国、韓国。
2018年の第4回東方経済フォーラムでは多数のビジネス会談、交渉が実施された結果、3兆ルーブル(およそ4兆7500億円)を超える、220の合意が締結された。
9月4日、東方経済フォーラムの枠内で国際ディスカッションクラブ「ヴァルダイ」発刊の本『大海原に向かって ロシアの東方転換の軌跡』のプレゼンテーションが行われた。この「ヴァルダイ」クラブには、日ロ交流協会の副会長で、日露経済交流コンサルタントを務める朝妻 幸雄氏も加わっている。ロシア「国際友好勲章」の授章者で、両国関係の専門家である朝妻氏だが、プレゼンでは時間の都合で露日経済協力の展望についての報告の機会が与えられなかった。このため、帰国された朝妻氏はスプートニク東京特派員からの取材に応じ、プレゼン用に準備されていたロシアの東方シフトの実現現状について、また隣国の中で最も巨大な国、ロシアとの経済関係で日本が他のアジア諸国に遅れを取っていることがいかに大きな損失であるかについて、お話くださった。
ロシア極東・ウラジオストクで4日から6日まで開催された第5回東方経済フォーラムに参加した東洋トランスの高橋勲(たかはし・いさお)社長はスプートニクのインタビューに応じ、物流の大動脈として再注目されているシベリア鉄道の新たな可能性について話した。高橋氏は、モスクワを経由して欧州につながる物流ルートが確立されれば、海上、航空に続く第3の輸送手段として日本企業の選択肢が広がり、ビジネスチャンスが拡大すると指摘している。
4日から6日までロシア・ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムの枠内で、株式会社いつも.とロシア郵便が日露郵便協力に基づき、覚書を締結した。Eコマース支援・運用代行として国内最多クラスの実績があるいつも.は、ロシア郵便のオンラインショップを通じて日本商品の越境Eコマースを実施する。ロシア郵便は、今年11月にも日本商品のオンラインショップをスタートする計画を進めており、今回締結された覚書は、同ショップの開始に向けて協力することを基本合意したものだ。
9月5日、東方経済フォーラムの場でロシア連邦観光局、ロシア地理協会、旅行会社RussiaDiscoveryが、新タイプの旅行「グランピング」開発に関する協定に署名した。グランピングとは何なのか?
5日、ロシアのウラジオストクで開催中の第5回東方経済フォーラムに参加した日本貿易振興機構(ジェトロ)の佐々木信彦理事長はスプートニクのインタビューに応じ、ロシアがさらなる投資を呼び込むためには、進出企業がロシアで直面する諸問題を解決することが重要だと強調し、そのためにジェトロはロシア側と協力する用意があると話した。
東方経済フォーラムでカムチャツカ地方知事、極東北極発展省、連邦観光局、「トゥリ・ヴルカーナ(3つの火山)」社の間でカムチャツカ火山群の南方にある3つの火山の近郊に国際レベルのリゾートを創設する合意が締結された。
プーチン大統領は、クリル諸島のかつての住民だった日本人らに関して発言し、これらの人々は自らを過去の地政学上の出来事の犠牲者のように感じるべきではないとし、その理由としてロシアは日本人のクリル諸島訪問のためにビザなし渡航もふくめ、できる限りのことを行っていると語った。
日本政府は、日本への留学を希望するロシアの学生と、日露の協力計画の実現に関わるロシア国籍の専門家グループに対し、ビザの発行手続きを簡素化する。東方経済フォーラムの本会議に出席している日本の安倍首相が公表した。
5日、東方経済ファーラムに出席している日本の安倍首相が演説を行った。演説では、両国間の貿易や経済、スポーツ、文化分野での交流の成果について述べるとともに、ロシアと日本の間には平和条約の締結という歴史的使命が残されており、その責任を両国首脳で果たしていこうと、プーチン大統領に呼びかけた。
ロシアのプーチン大統領と日本の安倍晋三首相が平和条約とクリル諸島の問題で会談を行った。ロシアのユーリ・ウシャコフ大統領補佐官が記者団に明らかにした。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアと日本の両国関係は安定的で活気ある発展をとげており、大阪での会談で達した合意は実現されていると表明した。
【ウラジオストク共同】河野太郎外相は5日、訪問先のロシア・ウラジオストクで同国のオレシキン経済発展相と会談し、両国間の投資拡大に向け協力を進める方針を確認した。両氏は貿易経済に関する日ロ政府間委員会の共同議長を務める。
インドは145億ドル相当の武器と軍事装備の供給についてロシアと契約を交わした。ロシア連邦軍事技術協力局のドミートリー・シュガエフ局長が明らかにした。
【ウラジオストク共同】安倍晋三首相は5日午後(日本時間同)、ロシア極東ウラジオストクで開催中の「東方経済フォーラム」全体会合で演説し、日ロ平和条約問題の解決に向けた決意を改めて表明する。条約締結は歴史的使命だと強調し、プーチン大統領に互いの責任を果たそうと呼び掛ける見通し。首相は4日、ウラジオストクに政府専用機で到着した。
4日、ロシア極東のウラジオストクで第5回東方経済フォーラムが開幕した。セッション「住宅公営事業と都市環境:効果的な投資」に登壇した新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の石塚博昭理事長は、NEDOがロシアで進めている事業は拡大方向にあるとし、「日本の技術で、ロシアの生活環境の改善に貢献したい」と話した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は国務院幹部会の席で、極東地域は国内の他地域のたくさん人々を惹きつける中心となる必要があり、そのための環境を創らなければならないと述べた。
東方経済フォーラム2019でロシア極東開発省とサハリン州当局、ロシア連邦観光局は、同島でもっとも景観の美しい地域に観光用鉄道コース「サハリン・エクスプレス」を創設することで同意した。
李竜男(リ・リョンナム)副首相を代表とする朝鮮民主主義人民共和国の代表団が、第5回東方経済フォーラムに出席するため、ウラジオストクに向けて出発した。在北朝鮮のロシア大使館が発表した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と日本の安倍晋三首相は東方経済フォーラムで個別の会談を行う。会談では2国間協力と平和条約締結の問題について議論がされる。ロシア連邦大統領補佐官ユーリ・ウシャコフ氏が記者に明らかにした。
モスクワでロシア大統領顧問のアントン・コビャコフ氏と上月豊久駐ロシア日本大使が会談し、ロシア極東ウラジオストクで9月4日から6日に開かれる第5回東方経済フォーラムにおける両国の協力について協議した。東方経済フォーラム事務局「ロスコングレス」が、通信社スプートニクに伝えた。