ベトナムの首都ハノイで27~28日にトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の2回目となる会談が行われる。
両氏は27日、短時間の会談を行った後、両国の高官を交えた夕食会に出席する。28日には数段階で会談が行われる。
ハノイでの会談は、昨年6月にシンガポールで開かれた前回の会談での合意を基盤に行われるとみられている。なお1回目の会談は、非常にあいまいな形の合意で終わった。トランプ氏と金氏は朝鮮半島の非核化を目指すことで合意したが、この約束が具体的に何を意味するのかは明確ではなかった。
スペイン警察が2月に何者かの襲撃を受けた在マドリード北朝鮮大使館を家宅捜索したところ、大量の武器が見つかった。西紙エル・ムンドが報じた。複数のメディアは、米中央情報局(CIA)が襲撃に関与した可能性があると報じている。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)ははFOXニュースのインタビューで、トランプ米大統領には北朝鮮と非核化協議を継続する意欲があると伝えた。
「核兵器は金正恩朝鮮労働党委員長が政治的武器として持つ唯一のものだ。中国でもモスクワでも米国でも、世界の首脳の注目を集められる唯一のものだ」
北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相はベトナムのハノイで記者会見を開き、北朝鮮は核実験とミサイル発射試験の中止に関する合意に署名する用意があることを明らかにした。韓国の聯合ニュースが報じた。
トランプ米大統領はハノイでの米朝首脳会談で合意達成にいたらなかった原因について、1日、フォックス・ニュースからの取材に対し、自分は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の完全な非核化を強く求めたのに対し、金正恩労働党委員長が行う用意があったのは部分的非核化だったと語った。
ホワイトハウスのサラ・サンドレス報道官は、トランプ大統領が2月28日、安倍首相、韓国の文在寅大統領と電話会談を行い、「金正恩朝鮮労働党委員長との対話を継続する」意向を伝達したことを明らかにした。時事通信が伝えた。
ベトナム・ハノイで開かれた米朝首脳会談に3人の女性を連れて到着することで、金正恩朝鮮労働党委員長は、北朝鮮の威圧的なイメージを避け、男性優位の好戦的なイメージを変えようとした。こうした見方を示すのは、南ドイツ新聞のクリストフ・ナイドハルト氏だ。
安倍晋三首相は28日夜、トランプ米大統領と電話で会談し、米朝首脳再会談の結果や合意に至らなかった経緯について説明を受けた。
28日、ベトナムの首都ハノイで行われた米朝首脳会談後の記者会見で、ロシア国営通信社スプートニクがトランプ米大統領に質問をし、大統領が答えた。これに西側のジャーナリストらが感情的に反応した。
安倍首相は28日、ベトナムで北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と2度目の会談を行ったトランプ米大統領と電話会談した。安倍首相は電話会談後、記者団に、金氏と個人的に会う用意があることを明らかにした。
ハノイで実施された米朝首脳会談が総括合意なしに終了したことは韓国大統領府内に困惑を呼んだ。聯合ニュースが報じた。これよわずか2時間前、韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は定例のブリーフィングで2度目の米朝首脳会談が成果をもたらすよう期待を表したばかりだった。
米国のトランプ大統領が乗る飛行機のハノイからの離陸が、タラップが壊れたことが原因でしばらくの間延期された。
トランプ米大統領は28日、米朝首脳会談後の記者会見で、ロシアと中国が北朝鮮問題において助けとなっているとの考えを表した。
韓国の文大統領は28日、ベトナムの首都ハノイで行われた米朝首脳会談についてトランプ米大統と電話会談する予定。韓国大統領府の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が発表した。
トランプ米大統領は28日、米朝首脳会談後の記者会見で、次回の会談の場所や日程は決まっていないと発表した。
ホワイトハウスのサラ・サンドレス報道官はトランプ米大統領、朝鮮民主主義人民共和国の金正恩労働党委員長の首脳会談を総括した声明で、両首脳は合意には至らなかったものの、「良好な建設的」会談を行ったことを明らかにした。
トランプ米大統と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の会談は、予定よりも早く終了した。金氏とトランプ氏の一行は、それぞれ会談が行われたホテルを後にした。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は米朝首脳会談で、平壌への米国の連絡事務所設置について、「歓迎すべきことだ」と述べ、トランプ米大統は「悪くない」アイデアだと述べた。
米国と北朝鮮は、トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長がベトナムのハノイで署名する共同文書の少なくとも3つの項目で合意した。文書は「ハノイ宣言」と名付けられる。28日、現地の外交筋が伝えた。
ベトナムの首都ハノイで開催中の第2回米朝首脳会談は28日午前9時(日本時間11時)ごろ、2日目に入った。聯合ニュースが伝えた。