同サイトは元交際相手を脅迫し、復讐する目的で相手の映像をプールする先として知られる。NBCが報じた。
被告ケヴィン・ボラエルトには服役のほか、1万ドルの賠償金支払いが命じられている。
ボラエルトはサイトYouGotPosted.com(現在は存在しない)に元交際相手らのプライベート写真をプールし、公開ていた。写真には、被写体のソーシャルネットのアカウントも記載されていた。
ボラエルトは写真公開の後、今度は自分が管理するサイトChangeMyReputation.comを通じ、元交際相手らに対し、サイトから写真をはずして欲しければ金をよこせと300~350ドルの金額を要求していた。
こうした裁判事例は米国では今回が初めて。カリフォルニア州の司法は全州に先駆けてネット上での卑猥写真の公開に対する社会的責任を追及した。今回裁判が行われたカリフォルニア州では、交際破綻後にインターネットにプライベート写真を公開することは禁じられている。違反した場合、1000ドルの罰金もしくは最高6ヶ月の禁固刑が科せられる。