ハッカー 米国の核施設を攻撃

© Flickr / Yuri Samoilovハッカー 米国の核施設を攻撃
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米エネルギー省は「米国のエネルギー関連施設は、ここ5年間で150回以上ハッカーによる攻撃を受けた。これは、ハッキングに成功したものだけだ。エネルギー省のコンピューターに対する攻撃は絶えず行われており、この5年で、少なくとも1500件に達する」と公式に発表した。

専門家らは「ハッキングは今のところ、恐ろしいものとはなってはいない」としながらも「大きな憂慮を呼び起こしている。なぜなら現在に至るまで、どういった目的で攻撃がなされているのか、誰も説明できないからだ」と指摘している。

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ただハッキングの半数以上が、研究部門のネットワークに対し行われていることから判断すれば、主にそれらは、通常の産業スパイ行為だと思われる。しかし、成功したハッキングのうち約20件は、原子力エネルギー施設に対するものだった。そうなるともう単なるパーソナル・データの盗難あるいは切断といったレベルではない。イランのナタンツにあるウラン濃縮センターのコンピューターシステムを攻撃したウイルスStuxnetを十分思い起こさせるものだ。この事件が起きた時は、遠心分離器の回転速度が変わり、危うく破滅的な事故が起きるところだった。これによってイランの核プログラムは、数年止まってしまった。

米国の場合。成功したハッキングのほぼ半数において、ハッカーらは、コンピューターへのフルアクセスが可能となり、好きなようにコンピューターを使う事が出来たと見られている。

 

 

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