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    米国、30年ぶりにロシア以外からプルトニウム238を取得

    米国、30年ぶりにロシア以外からプルトニウム238を取得

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    米国は30年ぶりにNASAの宇宙計画にとって死活的に重要な要素であるプルトニウム238の自立生産を再開した。オークリッジ国立研究所による輸入代替だ。

    「プルトニウム238酸化物のサンプルが粉末状で製造されており、既にNASAの宇宙計画の熱源として利用可能である。オークリッジ国立研究所が高価な放射性同位体を米国に供給できることを示した形だ」とプレスリリースにある。

    純粋なプルトニウム238は1gでおよそ0.567ワットの出力をもつ。1kgあたりの価格は100万米ドルである。

    ホワイトハウスが宇宙計画のためにロシアから同元素を少しずつ購入するよう最初の命令を出したのは1992年で、当時の購入量は10~40kg。プルトニウム238の供給に関する合意はロシアの原子力産業の方向転換により、2009年に失効した。同元素の自立生産は1980年代末時点で終了していた。いま米国には35kgのプルトニウム238があるが、そのうちNASAの宇宙計画に適合するのは半分のみ。

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