米議会のコンピューターシステム　ハッカー攻撃を受ける

米議会のコンピューターーシステムが、ハッカー攻撃を受けた。Interceptが伝えた。

ハッカーはコンピューターの内容を暗号化し、ロックされたファイルへアクセスするためにしかるべき額の支払いを要求し、議会のシステムに侵入しようとした。

伝えられたところによると、「過去４８時間の間に、YahooMail やGmailのメールアプリケーションのような手段を用いた下院ネットワークへの攻撃増加がみられた」という。

Interceptは、ハッカーらが職員に知り合いの名前で電子メールを送り、「感染した」ソフトウェアのダウンロードを勧めたと伝えている。もしユーザーが電子メールのリンクをたどった場合、ウイルスはコンピューターの全ファイルを暗号化する。

下院はハッカー攻撃の詳細について伝えなかった。

なお米上院では、情報へのアクセスブロックは確認されていない。