興味深いことに、そのパッケージにはそれぞれ、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル、メキシコの麻薬密売・密輸組織シナロア・カルテルの最高幹部ホアキン・グスマン、そして米国のドナルド・トランプ第45代大統領の肖像が描かれていた。
フロリダ州のパメラ・ボンダイ検事総長(女性)は「私が麻薬密売業者に言いたいことは、次のことだけだ。お前たちは、大統領の画像を使うという大きな過ちを犯した」とコメントしている。
彼女によれば、今回の事件に関連して、地元治安当局は、街頭から麻薬を撲滅する作戦をさらに徹底的に実施する、とのことだ。
今回ヘロインとコカインが押収されたのは、1月27日のことで、その量は、ヘルナンド郡の近代史上最大のものだった。重さ1.5キロの麻薬は、5千5百袋に分けて包装されていた。
先に報じられたところ、米アメリカン航空の航空機の機首部分から14キロものコカインが発見された。