学校の敷地の地下から145個のひつぎが見つかる、20世紀半ばの墓地の一部 米フロリダ州

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米フロリダ州タンパの学校の敷地の地下から145個のひつぎが見つかった。21日、CNNが報じた。

地元当局によると「1940年代初めに存在した市所有の貧困層の墓地の一部」とみられている。この学校が開校したのは1960年。

フロリダ州ヒルズボロ郡の学校区の報道官によると、先月、地元住民から学校の敷地に墓地が存在する可能性について教育委員会に情報が寄せられた。専門家らが約2週間にわたり地下探査レーダーを使って調査を行い、学校の敷地およそ1メートルから1.5メートルの深さに約150個のひつぎが埋っているのを発見した。

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CNNによると、学校区は「レーダーだけでは地下に何があるのか確認できないが、調査結果はこの場所に1エーカーの墓地があったという史料の記述と一致する」との声明を表した。

史料によると、この墓地には250人以上が埋葬され、そのほとんどがアフリカ系米国人だったという。

ヒルズボロ郡の検視当局と州の考古学者は、今後数週間で調査結果を調べる予定。

なお、タンパでは9月にも集合住宅の敷地に古い墓地が見つかり、住民が立ち退きを余儀なくされていた。これは市内初のアフリカ系米国人の墓地である可能性があるという。

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