トランプ大統領 ジョブズ夫人が遺産をフェイクニュースに使い込んでいると非難

© REUTERS / Joshua Robertsトランプ大統領
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ドナルド・トランプ米大統領は、Apple創業者の故スティーブ・ジョブズ氏の未亡人、ローレン・パウエル・ジョブズ氏が、フェイクニュースを発信する米誌アトランティックに遺産を使い込んでいると非難した。

アトランティック誌は以前、匿名の情報筋の話として、トランプ氏が1918年の独仏休戦協定100周年を記念して2018年11月にパリを訪問した際、第一次世界対戦で亡くなった米軍の戦没兵の墓地は「敗者で埋め尽くされている」ようだとして米軍墓地には訪問したくなかったと報じた。米大統領は4日、この内容を否定。フェイクニュースであると批判した。ローレン・パウエル・ジョブズ氏は、自身が設立した「エマーソン・コレクティブ」を通じて、同誌の株式の一部を保有している。

​トランプ大統領は6日、「スティーブ・ジョブズ氏は、妻が遺産を詐欺師(ゴールドバーグ氏)が運営するフェイクニュースとヘイトを撒き散らすラディカル左派の売れない雑誌に使い込んでいて嬉しくないだろう」とツイッターに投稿した。ジェフリー・ゴールドバーク氏は、アトランティック誌の編集長。

またトランプ大統領は、フォロワーに対し「彼女(ローレン・パウエル・ジョブズ氏)に手紙を書いたり、電話をするなどして自分の気持ちを伝えるよう」に求めた。

スティーブ・ジョブズ氏は1989年、将来自身の妻となるパウエル氏に出会った。パウエル氏は当時、米スタンフォード大学経営大学院でスティーブ・ジョブズ氏の講義を受けていた。その2年後に結婚した夫妻は、2011年10月にジョブズ氏がすい臓がんで亡くなるまで20年間ともに暮らしていた。

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