12:56 2020年10月20日
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ドナルド・トランプ米大統領は10年間、連邦所得税を納めていなかったことが明らかになった。米ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)が、トランプ氏の納税申告書を引用して報じている。

同紙は、過去20年以上にわたるトランプ氏のビジネス帝国を構成する「数百社」の納税記録を入手。

その資料からNYTは、「トランプ氏は過去15年間のうちの10年で、所得税を全く納めていない。それは、トランプ氏が稼いでいる以上に損失を出したと報告したことによるもの」と報じている。

同紙によると、トランプ大統領が当選した2016年に納めた所得税は、わずか750ドル(約7万9000円)。2017年に納めた所得税も同様の額だったという。

この所得税未払いは、トランプ氏が所有する企業が損失を計上していることに起因する。NYTは、慢性的な損失を報告することで租税回避を行っていたと指摘している。特に、「トランプ・ナショナル・ドラル・マイアミ・リゾート」とワシントンにある「トランプ・インターナショナル・ホテル」が損失を報告していた。

トランプ大統領は、「これは完全にフェイクニュースだ。実際には払っている」と述べ、この報道は虚偽であると反論。またトランプ氏は、確定申告書は現在当局が審査していると述べた。

NYTは以前から、トランプ大統領が所得税を納めていないと非難していた。同紙は2019年5月、1985~1994年までの間、同氏は11億7000万ドル(約1233億円)損失を出しており、これが納税回避につながったと指摘している。

大統領候補は選挙前に確定申告書を公表するのが慣例となっているが、トランプ大統領は申告書の公開を拒否しつづけている。トランプ氏は長年、ビジネスマンやテレビ番組の司会者として知られていたが、2016年の大統領選により初めて政界入りした。

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