09:30 2020年11月25日
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米大統領選で当選に必要な選挙人の過半数を獲得した民主党候補ジョー・バイデン氏は、2021年1月の大統領就任後、新型コロナウイルスのパンデミックに関する危機に直面することになる。英フィナンシャル・タイムズが、医療専門家の意見を引用して報じている。

同紙で専門家らは、今後米国内で新型コロナウイルスの感染者数が急増すると警告している。

バイデン氏は、新型コロナウイルス対策を政権の優先事項にすると発表。9日には専門家チームを招集し、コロナ対策の方針作りに着手する。しかし専門家らは、米国で増大する感染者数と医療者からの助言を信用しない住民という状況から、バイデン氏は「潜在的に破滅的な状況を引き継ぐことになる」と指摘する。

米疾病対策センターのトム・フリーデン元所長は、「ジョー・バイデン氏と米国は、今後数週間から数ヶ月の間に大きな課題に直面することになるだろう。(中略)ウイルスはすでに国内の多くの地域で制御不能に陥っており、これは拡散を続けるウイルスにとって理想的なシナリオである」と述べている。

米コロンビア大学のウイルス学者アンジェラ・ラスムッセン氏は、米国人は新型コロナウイルスによって過去4ヶ月間、当局から常に情報操作を受けていたことから、当局が誠実に対応していることを市民に納得させるには「大きな努力が必要になる」と指摘している。

米大手メディアが7日にバイデン氏の当選を報じた後、バイデン氏は支持者の前で勝利を宣言する声明を発表した。同氏はその声明で、新型コロナウイルス対策を「科学的根拠に基づいたもの」にすると述べた。

バイデン氏は以前、大統領に当選したら全州でマスク着用を義務化すると述べている。

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