13:13 2021年01月17日
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米国では、2020年の暴力による死亡者数が、20世紀から始まったこの分野での統計において過去最高を記録した。この死亡者数の増加は、新型コロナウイルスのパンデミックが警察の仕事に深刻な支障をもたらしたことや、ジョージ・フロイドさん殺害事件に関する大規模な抗議活動に起因しているという。米ワシントン・ポストが報じている。

米国での2020年の暴力による死亡者数はまだ完全には判明していないが、米連邦捜査局(FBI)は、2020年初頭から9ヶ月間の殺人発生率の全国平均は、20.9%増加したとの報告書を発表している。また、多くの主要都市では、その割合をはるかに上回っている。同紙によると、ニューヨーク市での殺人事件の件数は40%近く増加し、路上での銃乱射事件の件数も2019年の約2倍に膨れ上がった。殺人事件は大都市以外でも増加しており、FBIの報告書を引用したワシントン・ポストによると、人口1万人未満の小さな町では、2020年初頭から9ヶ月の間において殺人事件が30%以上増加している。

多くの専門家が、殺人事件が増加した主な原因を2つ挙げている。その2つとはパンデミックと街頭で発生した社会的混乱。

パンデミックは多くの警察官の命を奪っており、新型コロナ感染が懸念される中、警察官は人と人との対立に介入することや、人々との交流が少なくなっている。同紙によると、パンデミックにより、報復を防ぐことを目的とした銃撃被害者を対象としたソーシャルプログラムも凍結された。

同紙は、米国ミネアポリスでジョージ・フロイドさんが警察官に殺害された2020年5月末、社会的な混乱が米国を震撼させたと指摘している。この殺害事件をきっかけに警察への信頼が崩れ、米国では犯罪件数が増加するようになったという。

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