16:50 2021年06月16日
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2020年米国大統領選挙 (218)
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2020年米大統領選挙に立候補したジョー・バイデン氏、ドナルド・トランプ氏、その他の候補者たちが選挙運動に費やした費用は推定66億ドル(約6842億2000万円)。これはモルディブ、フィジー、シエラレオネ、ブータンの国内総生産(GDP)を上回っており、同選挙は米史上最高額の選挙となった。中国のTVチャンネルCGTNが報じた。

トランプ氏は2017年の大統領就任後、すぐに2期目について考え始め、活動を開始、2020年の選挙で7億7400万ドル(約802億7400万円)の選挙資金を集めた。バイデン氏はそれより多い10億ドル(約1037億1300万円)を集めた。


選挙運動資金の出所は?

新型コロナウイルス感染症に伴う経済的な問題や混乱が発生したにもかかわらず、2020年の選挙前には米国の有権者の驚くべき積極的な行動を背景に少額の寄付が増加した。200ドル未満の寄付は、バイデン氏とトランプ氏が調達した選挙資金の50%以上を占めた。バイデン氏が集めたこのような少額の寄付金は6億4300万ドル(約666億6700万円)で、トランプ氏の4億7500万ドル(約492億4800万円)を上回った。

さまざまな企業も候補者の選挙活動に資金を提供している。その多額の寄付は、経済のさまざまな部門の政治的選好を示している。バイデン氏は金融、証券、投資、教育関連分野の企業や法律事務所などから多額の献金を受け、トランプ氏は保健、ギャンブル、不動産関連の企業から高額献金を受けた。


裕福な大口献金者

バイデン氏とトランプ氏は、裕福な支持者からも支援を受けた。バイデン氏の大口献金者の1人となったのが、2020年米大統領選の民主党候補者争いに参戦 したマイケル ・ブルームバーグ氏。同氏はバイデン氏に少なくとも5600万ドル(約59億円)の資金を提供した。トランプ氏に最も多額の献金を行ったのは、「カジノ王」の異名を持つシェルドン・アデルソン氏と妻のミリアム・アデルソン氏だった。アデルソン夫妻は、トランプ氏の再選を支援した団体Preserve Americaに7500万ドル(約78億円)を寄付した。


選挙資金の使い道は?

新型コロナのパンデミックにより、選挙陣営の資金の使い方に変化が起こった。2016年の大統領選挙と比べ、資金調達のイベントや選挙集会に費やす資金が減り、選挙広告に多額の資金がつぎ込まれた。選挙陣営は、資金の3分の2以上をメディアやSNS向けの選挙広告に費やした。バイデン陣営は支出総額の80%を、トランプ陣営は66%を選挙広告に投じた。

バイデン陣営は米ケーブルテレビ広告に8200万ドル(約86億円)を投入し、トランプ陣営の1200万ドル(約12億4000万円)を大きく上回った。トランプ陣営は、フェイスブックやグーグルなどのプラットフォームを含むネット広告に多額の資金を費やした。

大統領選候補者にとって、選挙運動に多額の資金を使うのは無駄なことではない。選挙で決定的な役割を担うのは資金ではないかもしれないが、一般的に、大統領選で勝利する可能性が最も高いのは、選挙に最も多くの資金を費やす候補者だ。2016年の米大統領戦はこの規則という点では例外だったが、2020年の選挙ではこの法則が再び機能した。

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