怪我を負った野良犬、自ら動物病院へ ブラジル

動物病院に助けを求める野良犬 - Sputnik 日本, 1920, 17.03.2021
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ブラジル北東部セアラー州にある動物病院にある日、足を怪我した野良犬が助けを求めて迷い込んできた。犬は院内に入ると座り込み、勤務中の獣医師らに助けを求めた。

セアラー州ジュアゼイロ・ド・ノルテにある動物病院「Clinica Vet VIP」に勤務する獣医師のフェレイラさんはある日、玄関先に前足を引きずって院内に入ってくる犬に気が付いた。

前足を差し出すようにして座り込んだ犬にフェレイラさんはすぐさま近寄り状態を確認。その後、奥に案内して検査を行った。

検査の結果、犬の前足には腫瘍があり、ノミに覆われていることが分かった。幸い、いずれも治療可能な範疇に収まっていた。

この出来事は瞬く間町中に広がり、現在、里親の申し出が殺到しているという。

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