20:00 2019年04月23日
シリア難民へのビザ発行数、ブラジルは南欧を凌駕

シリア難民へのビザ発行数、ブラジルは南欧を凌駕

© AP Photo / Frank Augstein
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ブラジルに渡ったシリア人移民で難民の認定を受けた人の数が、シリア内戦開始時点から数えて2077人に達した。ブラジルのEstadão紙が報じた。

ブラジルでは2年前、法務省付属国民難民問題委員会がシリア難民へのビザ給付プロセスを緩和する通達を出して以来、移住を望むシリア人のなかでは最も必要とされる国のひとつとなった。

法務省付属国民難民問題委員会の発表では、ブラジル政権がシリア難民に出したビザの数は南欧諸国が出したビザの数をすでに上回っている。ユーロスタット(欧州委員会の統計担当部門)によれば、スペインに合法的に滞在しているシリア難民の数は1335人、イタリアには1005人、ポルトガルには15人となっている。

法務省付属国民難民問題委員会のベトゥー・ヴァスコンセルス委員長によれば、人道問題はこうした人間を受け入れるための十分なモチーフだが、こうした問題の解決以外にも、ブラジルは自国の国際的な義務、自国の法律で規定された義務を遂行している。それは難民に彼らが必要とするものを与えることだ。
9月21日、法務省付属国民難民問題委員会は会議を招集し、難民へのビザ給付スキームの緩和に関する通達の延長ないしは延長を行わないことを決める。(通達の期限は2013年から2015年9月23日まで)

他のラテンアメリカ諸国でも内戦に見舞われた国からの難民支援プログラムが機能していることは特筆に価する。たとえばアルゼンチンでは2014年から国の「シリア・プログラム」が発効しており、2015年9月4日に期限延長が決められている。アルゼンチン中央部の、人口1万7千人の都市ピラルは、50の難民家族を受け入れる構えを表した。これはすべて国家プログラムの枠外のことだ。またチリも7日、シリアからの移民受け入れの用意があると表明している。

ウルグアイはラテンアメリカのなかでは先を争ってシリアからの難民42人を受け入れ、他の諸国に手本を示したが、そのウルグアイで、未だに噂のレベルではあるが、この週末、ホセ・ムヒカ元大統領が夫人のルシヤ・トロランスキーさんと相談の末、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR/ACNUR)に対し、シリアの難民孤児100人を自宅に受け入れる用意を表明したとのニュースが流れた。UNHCR/ACNURのサイトにはこの情報はまだ現れていないが、ソーシャルネット上ではこれについてコメントが飛び交っている。

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移民, シリア, ブラジル
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