シリア交渉で米の立場に変化、ロシア外務省

© REUTERS / SANA/Handout via Reuters アサド大統領
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米国はこの先、シリアのアサド大統領の進退問題を第1に掲げることはなく、アサド氏辞任がシリア正常化交渉の条件に問われることはない。ロシア外務省のゲンナージ・ガチロフ次官はイズヴェスチヤ紙からのインタビューにこう語った。

ガチロフ外務次官は米国の立場は交渉プロセスの当初から変化を余儀なくされたと指摘し、状況を次のように説明している。

「当初、中心にすえられていたのはアサド氏の退陣で、これを抜きにしてはいかなる交渉もありえないと言われていた。現在、時間が経過し、この問題が事を左右するわけではない、これが交渉開始の条件にはならないことがはっきりした。この問題に変化はあるが、それでも公平さのために相手はアサド氏には政治的将来性がない、彼は退陣せなばならないと言い続けているのだ。」

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